惑星の近日点・遠日点

この記事では近日点、遠日点について書きたいと思います。

黄道座標と惑星のノードに関しては前回の記事をご覧ください。

目次

  • 「近日点」「遠日点」とは?
  • 「近日点」「遠日点」の解釈
  • 最後に

「近日点」「遠日点」とは?


そのままですが、惑星が太陽に最も近づく場所を「近日点」、逆に最も遠い場所を「遠日点」と言います。

下記の画像で見ていただくのがわかりやすいかと思います。

(こちらは例として水星の軌道に対する各地点の所謂動径を表しています。)

直近のデータで考えた場合、赤の点線上にある黄緑色の地点が0.3074auで太陽から最も近づく「近日点」で、ピンクの地点が0.4666auで最も遠い「遠日点」となります。

画像にも一応記載しましたが、auというのは天文単位で、地球と太陽との平均距離ですが、1au=149597870700mとなります。

遠すぎて距離感覚は正直わからないですね…。

水星で考えた場合、つい先日6月10日に遠日点となり、次は7月24日に近日点を迎えます。

では、この次に遠日点、近日点の解釈を考えていきたいと思います。


「近日点」「遠日点」の解釈


近日点、遠日点の解釈に関しては、少し松村潔氏の著書「三次元占星術」を元に考えてみたいと思います。

先程の画像を見るとわかりやすいかもしれませんが、近日点というのは惑星が太陽に最も近づく地点ですので、太陽の力をより強く受け止め、太陽に素直に従うことになります。

その反対に、遠日点というのは、太陽から最も遠いので惑星自身の色が強く出やすく太陽に反抗的であると言えます。

太陽から遠い遠日点は、太陽の統合力が不足しているため、その不足を補うために、何か活動を始めたり、積極的に人を集めたりなど、ある種の飢えた感覚を持っているということです。

近日点は統合力を発揮しやすいため、満足していることになります。

太陽に近い惑星は、太陽に従うことになりますので、恵まれている分怠けるわけにはいかないというイメージです。

逆に、遠日点は恩恵は少ないものの、惑星の主張が強くなりますので、ポジティブに捉えた場合に意欲的になれるときであるとも考えられます。

これはヘリオの様に惑星が太陽の分割であるという考え方に基づいた時に、遠日点では、各惑星が惑星同士反発し合っている様なイメージになります。

本来は敵とみなさずに太陽が分割した仲間であると考えて、まとめなければなりませんが、この時には協調性がない状態であると言えます。

 

私個人的な考えとしては、遠日点だからタイミングが悪いという風に考えるのではなく、近日点、遠日点それぞれの性質や流れ、タイミングをうまく利用するのが良いのではないかと感じます。

 

今回の場合には、6月10日前後あたりというのは、水星の持つ知性(ヘリオ的にはきっかけや方向づけ)において本来の目的とは異なる、もしくは無関係な事柄などにも興味関心を持ったりすることが考えられるかもしれませんが、ポジティブに考えれば、枠を広げられるタイミングであると言えます。

そして次の近日点の7月24日前後頃になると、今度はより太陽を意識して全体を俯瞰して考える様になりますので、理想や目的を達成するために知性を上手くコントロールできる状況であると言えそうです。

 

松村氏の著書の中には、近日点、遠日点の中間地点は切り替え点であると書かれていますが、これを踏まえると、7月5日前後位から、知性を上手に活かすために徐々にギアチェンジされていくと考えられます。

 

また前回記事にした水星のノードですが、夏至あたりの6月21日に最も黄緯が下がり、7月19日にノードを通過し、7月24日に近日点となり、8月4日、5日あたりに最も黄緯が高くなります。

そのため、7月上旬位から知性を使うことに何かしら盛り上がりというか熱が出てきそうな印象です。


最後に


前回のノードもそうですが、立体的に捉える考え方というのはやはり面白く、今後時間経過と共にどんな事象があるのかなど追って追記して行けたらと考えています。

 


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